2008年8月2日土曜日

セミナー2日目・午前

暑い日が続きます。いよいよ講義が始まりました。
このセミナーでは8回の講義が予定されており、それぞれ別の講師が担当します。

講義(1)
‘Above and Under the Mushroom Cloud’
(小倉桂子さん・HIP(平和のためのヒロシマ通訳者グループ)代表)


最初の講義は、長年に渡り、通訳として広島を訪れる外国人ジャーナリストや作家にヒロシマを紹介してこられた小倉桂子さん。ご自身の被爆体験と、戦後の活動についてお話していただきました。

続いて、今回来日されたBGSUのマーク・シモン教授が、核兵器とそれをめぐる現状について、学生と対話型で講義をされました。

講義(2)
‘The Dangers of Nuclear Weapons and Nuclear Proliferation Today’
(マーク・シモン教授・ボーリング・グリーン州立大学)


(生活デザイン・情報学科4年・鈴木さん)
小倉先生とシモン先生の英語での講義を受けましたが、英語で平和教育の授業を受けるのは初めてでした。小倉先生の講義では、戦争のときの悲惨さを英語でお話され、御家族の実体験も沢山お話しして下さいました。非常に悲しかったです。改めてヒロシマの原爆の恐ろしさを伝えていかなければいけないなと感じました。また、先生がワシントンのB29を見たときの悲しみは、広島出身者として複雑でした。

シモン先生の講義は、アメリカの大学のような参加型の授業でした。具体的な核保有国の見解など、核について詳しく学びました。科学的な面を勉強出来て良かったです。また平和教育で核そのものについて学ぶのは新鮮でした。

それぞれの先生が内容満載の講義をしてくださいました。明日からも頑張って、アメリカの学生とともに平和を考えていきたいです。
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(M)

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