2009年2月28日土曜日

アメリカの高校生が本学を訪問しました

今日は米国ペンシルバニア州の高校生7名と引率の先生が本学キャンパスを訪れました。全寮制高校の3年生が修学旅行を兼ねた日本研修で広島を訪問、本学の昔むかしの院長である日野原善輔先生の親戚の方が引率の先生にうちを訪問することを勧められたのだそうです。急な訪問連絡だったのですが、2006年に交換留学生としてアメリカに派遣されたSさんと、同じく交換留学生として今年これから派遣されるYさん、去年の海外研修プログラムで日本語インターンシップに参加したT田さん、そして英語アシスタントのGN君が構内案内に協力してくれました。ありがとう!



日野原先生の名をいただいたヒノハラホールはもちろん案内コースに入っており、ちょうど定期演奏会に向け合同練習中だった吹奏楽部が3曲披露してくれました。アメリカの高校生、ポニョ知ってましたよっ!
そんな吹奏楽部の定期演奏会は3月5日(木)に西区民文化センターにて。入場無料。お礼代わりにさりげに宣伝しときます。(I)





2009年2月23日月曜日

テネシーより交換留学

ご無沙汰しております。テネシー交換留学中のchiseです。
今回は軽く中間報告と前回の付け足しを少ししたいと思います。
(今年交換の募集はありませんが、語学学校に来られる方がいるようなので。)

今とっている授業は、コミュニケーション、リーディング、英語、女性学。
どれも秋セメとっていた授業とは違い、少人数、ペーパー及びディスカッション重視の授業ばかりです。少ないものでは7人、机を円に並べて行う授業はまさにアメリカ独特です。

中間は3月はじめで、2週目が1週間の春休みになります。

さて、ボーリンググリーンと同様、テネシーでも休みのごとに寮が閉鎖されますが、ボーリングリーンとは違い、寮の移動をするだけで、別途料金は請求しないそうです。
また、私がいるアパート型の寮は夏休み以外閉まらないそうです(;一_一)

ちなみに、寮費、授業料ともに、クレジットカード、小切手、トラベラーズチェック、現金のどの支払いも可能です。
ここに来るまで、クレジットカードを使ったことがなかったのですが、今では日常の買い出しから自販までほとんどクレジット払いです。


ちょっと短めですが、今日はこの辺で。
また投稿します。

2009年2月22日日曜日

中国料理講座@早稲田公民館レポ

早稲田公民館での料理教室、本日が最終回でした。交換留学生のTさんと学部生のKさんが中国料理を紹介しました。「ガーダー粥」と「香椀(シャンワン)」です。

ガーダー粥は作り方は簡単。でもちょっぴりびっくりなのはトマトとキュウリを使うこと。葱と生姜を油で炒めて香りを引き出したら、トマト投入! 火が通ったら水を入れ、しばらく煮ます。その間に「粥」になるものを作るわけですが、材料は小麦粉。ボールに入れた小麦粉にパッパッと水を散らして箸で混ぜ混ぜ、また散らして混ぜ混ぜ、するとダマダマがたくさんできるんです。全部が細かいダマダマになったら、それを沸騰したスープにざっと入れてかき混ぜてれば、あら不思議、米のような餅のようなツブツブができあがります。海老を入れて火が通ったら、卵を流し、ざく切りにしたほうれん草と千切りにしたキュウリ!を入れて、一煮立ちしたら最後に葱を入れてできあがり。味付けは塩と胡椒のみ。かなりあっさりした味わいで、体調不良の時に食べたら元気になりそう。思ったよりトマトやキュウリ臭くなかったです。むしろキュウリやほうれん草のサクサク感がよかった。なお、具材はなんでもいいらしく、ニラと卵だけでもOKなのだとか。


ガーダーを作っているところですね。「すいとん」のような感じになります。


「香椀」は四川の郷土料理。Kさんは辛い料理で有名な四川省出身なのに辛くない料理をリクエストされたので、おばあちゃんが子供の頃に作ってくれたお祝い料理を紹介してくれました。こちらはちょっと手が込んでいて、味付けした豚ミンチを薄焼き卵で蒔いて蒸して(ソーセージみたいな味になります)、素揚げしたカボチャや里芋、人参を深皿に野菜ごとに分けて並べ、表面を覆うようにスライスした豚ミンチを並べたら、鶏ガラスープ(または豚骨スープ)をたっぷりかけてもう一度蒸してできあがり。こちらも他に使う調味料は塩・胡椒のみ、深みがありつつもあっさりした味でした~


薄焼き卵作成中



お祝いの料理らしく見た目がきれい!


韓国料理にせよ中華料理にせよ辛い料理って結構多いので、お国自慢料理紹介とくれば皆さんのご希望はそういう方向なのでは?と思っていたのですが、参加者の1人は「あっさりして今回のが一番食べやすかったわ~」とおっしゃっていたので、料理教室に選ぶ料理って難しいと思いました。

今回は町内のマラソン大会と重なったせいか、参加者が6人と少なかったんですが、そのかわり留学生たち二人が各テーブルに行っておしゃべりしたり、交流がしやすくてよかったです。一番の目的はやっぱり交流だよね。

また来年実施予定です。料理上手な留学生が入ってきたらいいなぁ。(I)


2009年2月15日日曜日

韓国料理教室@早稲田公民館レポ

本日も早稲田公民館で留学生によるお国料理紹介が行われました。留学生Bさんと交換留学生のMさんが講師です。公民館から「辛くない韓国料理」という難題を出され、悩んだ末に紹介することにした料理は、「トックッ」と「ガムザジョン」です。

まずは「トックッ」から作り始めました。これはお雑煮みたいなもので、正月に食べるんだそうです。今回は昆布といりこで出汁を取りましたが、骨付き牛肉でスープをとる家庭も多いそうです。日本の雑煮のように各家庭で味付けも入れるものも違うのだとか。なお、韓国のお正月は旧暦を使うので、今年は1月末に祝ったそうです(1月1日は挨拶だけで、お休みもこの日一日なんだって)。



出汁は、これでもかっというぐらいたっぷり入れた昆布と、いりこと二つに割った玉葱と白ネギ、なんとこれを沸騰こそはさせないけれどたっぷり30分は煮込んで作ります。日本の出汁とは全然違います。出汁を取る、というより、スープを作るという感じ。そこに椎茸と長ネギとトックッ(お餅みたいなものだけど、米でできてる)をどっさり入れて少し煮込めば完成。飾りに白身と黄身を別々に薄焼きにして菱形に切ったもの(菱形じゃないといけないらしい)と韓国海苔と炒めた牛ミンチを載っけます。牛ミンチに混ぜ込んだニンニクがスープに溶け出して結構効いてます。今回は香り付け程度だったけど、牛骨スープの場合はニンニクはスープにも入れるのだそうです。美味しかったですよ~。トックッがたくさん入っててお腹一杯になりました。



「ガムザジョン」は、ジャガイモで作るチヂミみたいなパンケーキみたいなものでした。ジャガイモをすり下ろし、少し水を切り、塩だけで味をつけてフライパンで焼くと、あら不思議、ちゃんと固まるのです。上に唐辛子の細切り(これも細切りじゃないといけないらしい)を載せてできあがり。「お母さんの味」なんだそうです。味はハッシュドポテトのパンケーキ版でした。



今回、逆に留学生に料理を紹介をする場面もありました。出汁を取るときに使った材料、実は韓国では捨ててしまうそうなのですが、参加者さんが昆布といりこを使って佃煮にしちゃいました。留学生はそういう使い方にびっくりしてました。でも気にいったみたいで、今度実家に帰ったらお母さんに紹介するそうです。できあがった大量の佃煮も持って帰ってましたよ。

参加者の中には韓国語で挨拶する方もちらほら。もっといろいろ交流できたらいいですねぇ。来週は中国料理を紹介します。(I)

先週の台湾料理レポはこちら
http://hjukokusai.blogspot.com/2009/02/blog-post_12.html



2009年2月8日日曜日

台湾料理講座@早稲田公民館レポ

今日は留学生Iさんが公民館で料理教室の講師してきました~ 正確に言うと、ちょうど来日中のIさんの叔母様が全部仕切られたんですけど(笑)。すっごい手際よくて、あっという間にできちゃいました。



紹介したのは台湾の人気料理、葱油餅(ツォヨウビン)と椎茸のチキンスープです。葱油餅は「おやき」のような「チヂミ」のような食べ物でした。生地から手作りなんですよー。作り方は、小麦粉にお湯を混ぜ、こねて生地にする→ゴルフボール大に分けて円形に伸ばす→ラードを生地の表面に塗り、調味料を混ぜた葱を散らし、端からくるくると巻いていく→棒状になったら、アンモナイト巻き→焼く→完成! いや~ 簡単っぽいでしょ?ホントに簡単なんですよ、これが(見た目はね)。



椎茸のチキンスープは、主な材料は「干し椎茸・生姜・骨付き鶏肉」のみ。これだけでこんなにおいしい食べ物ができてしまうとは! 骨付き鶏肉と生姜のスープがベースで、今回は椎茸を入れるから「椎茸のチキンスープ」。タケノコや山芋を入れたのも人気なんだそうです。スープは生姜が胡椒の替わりをしていて、ぴりっとして香りもよくて美味しかったです。



各国料理を教えてもらうのって結構楽しいんですよ~。今回は「アバウトさ」がおもしろかった。「小麦粉に入れるお湯はどのくらいですか?」と聞けば、「だいたいこれぐらい。たくさん入れても大丈夫。」 「生地の柔らかさは?」「柔らかいの好きな人、柔らかく。固いの好きな人、固くていい。適当。だいたい。」←実際、こねるとき固すぎたらしく、すでに生地はまとまってるのにその場でお湯をじゃーっと注いでたし。「(葱に混ぜる)塩はどのくらいですか?」「だいたいこれぐらい(ドバー)」 「生地はどのくらいのサイズに(包丁で)切るの?」「だいたいこれぐらい(と、ぶちっぶちっとちぎっていく)」 生地をのばす時は、いきなり調理台に小麦粉蒔いててのばし台不要だし、焼くときはそのままフライパンにのせたので、パンみたいな厚さで食べるのかと思ったら、いきなりお玉の背でつぶしてぺたんこにしたり。なんていうか、こういう掛け合い?も異文化交流のおもしろみの一つだと思います。

来週は韓国料理を紹介しまーす。私も取材に行ってきまーす。再来週は中国料理でーす。興味がある人、どうぞご参加くださーい。(I)

(追記2/16) 韓国料理講座@早稲田公民館レポです!


2009年2月2日月曜日

アジアの料理教室@早稲田公民館

またまた間が空いてしまいました。その間に一般入試前期が終了。初日は雨模様の上、呉線の事故で慌ててしまった生徒さんもおられたかも。試験開始時間も30分遅れました。皆さん良い結果だといいですね。
今週後半から在学生の後期試験が始まります。こちらもがんばれ~。

さて、今日は本学の位置する東区牛田早稲田地区での国際交流イベントの紹介です。
早稲田公民館にて、留学生が料理教室の講師を務めることになりました。2月の日曜日に3回に渡り、週替わりでアジアの料理を紹介します。



1回目は2月8日(日)で英文1年の頼さんによる台湾料理。以下、15日(日)は生活4年のユンさん&交換留学生ユンさん(同姓です)による韓国料理、22日(日)は四川省出身の胡さん&交換留学生で山東省出身の杜さんの中国料理と続きます。日本人にも親しみやすい料理を選んでますので、辛いのが苦手という人でも平気ですし、辛くない韓国料理や四川料理は新鮮だと思います。
参加費は600円で予約制です。早稲田公民館は、本学からバス通りに沿って約5分ほど坂をのぼった辺りにあります(隣が郵便局です)。

(追記)
第1回目の台湾料理講座レポートはこちら
http://hjukokusai.blogspot.com/2009/02/blog-post_12.html
第2回目の韓国料理講座レポートはこちら
http://hjukokusai.blogspot.com/2009/02/blog-post_15.html