2012年8月4日土曜日

BGSU Peace Seminar Day 2/Day 3

BGSUピースセミナー"Hiroshima and Beyond" 2日目、3日目は主に座学、講義です。
広島出身、広島在住の様々な分野の専門家の話を聞き、多角的に原爆と平和を考察します。
2011年の福島第一原発事故を受け、原子力開発や放射線障害への言及が多くなっているのが印象的です。

最初の講義は本学教授Ron Klein先生(すみません、写真を撮り忘れました、、、)。 HJUの教員歴23年を誇るKlein先生による、在住者であり外国人の目からみた広島の紹介です。 

広島市立大学平和研究所のRobert Jacobs准教授。 マンハッタン計画を軸に、広島・長崎への原爆投下と核開発について。 "
平和のためのヒロシマ通訳者グループ主宰の小倉桂子先生。 被爆体験と、被爆者として案じる福島の人々の未来、世界に対する思いを語っていただきました。
本学非常勤講師Urszula Styczek先生。 原民喜、栗原貞子を中心に被爆文学を紹介してくださいました。
3日目も講義。広島平和研究所教授・水本和実先生による「ヒロシマと平和」
 神戸大学大学院教授・嘉指信雄先生は内部被曝の視点から核と原子力を考えなおす試みを。
 最後の講義はBGSUの政治科学の教授・Neil Englehart先生の"Perverse Logic of Nuclear Weapons"。第二次大戦以降、北朝鮮での核兵器開発に至るまで、核兵器が政治に果たした役割を解説していただきました。

また、この日は本学で開催されているウェスレー財団の平和セミナーのプログラムから、近藤紘子さん(日本キリスト教団三木志染教会)の被爆証言にも参加しました。近藤さんは世界に広島の被爆者を紹介する語り部の草分けで、お父様は被爆当時の広島流川教会牧師であり、戦後は平和運動家としても活躍された谷本清牧師です。

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