2008年11月20日木曜日

アメリカの大学で日本語を教える!

アメリカの提携校パシフィック大学(オレゴン州)では、毎年本学の卒業生1名をJapanese Language Assistantとして1年間採用していただいています。現在本学に来てもらっている英語アシスタントのGarethさんの逆ヴァージョンですね。
毎年12月に募集を始めますので今年ももうすぐです。

現在アシスタントとしてパシフィック大学に滞在中のYさん(2007年度卒業生)に、アシスタントの仕事について訊いてみました。将来日本語教師になりたい人、アメリカで自分を磨きたい人はぜひ参考にしてください。

-- どんな職場ですか?
「みんなとても親切で、学生も協力的なのですごく楽しいです」

-- 主な仕事内容は?
「Japanese Activityの運営。Japanese Classでのアシスタント。学生の勉強の手伝い。などなど」

-- 一番大変なことは何ですか?
「日本語&英語です」

-- 仕事以外は何をしていることが多いですか?
「他のTA(Teaching Assistnt)達と過ごしたり、スポーツもよくしています」

-- 現在の待遇で生活はどうですか?(住居や生活費など)
「生活費には困りません。部屋も快適です」

-- アシスタントの仕事に一番必要なものは何だと思いますか?
「コミュニケーション能力は大切であると思います。同時に、語学力がなければ十分なコミュニケーションがとれないので重要であると思います。あとは気力ですかね。いろいろ落ち込むことも多いので」

-- 最後に、近況を教えてください。
「もう3ヶ月たったので仕事にも環境にも慣れてきました。先生がいないときなど、たまに授業を教えたり、みたりしています。ここにきて日本語を教えることの難しさに気づきました。質問されて初めて気づいたり、言語を習得する難しさを日々感じています。うまくコミュニケーションがとれないときもあり、落ち込むことも多いです。が、持ち前の明るさでがんばっています。いままで日本語について何もしらなかった生徒たちが単語やフレーズを覚え、今では簡単な言葉を理解したり、話したりできるようになりました。すごいことですよね。私は一緒に授業をうけていただけなんですが、なんだか感動しています。
「クラスはIntercultural Communicationをとっていて、とても興味深いです(※このプログラムでは仕事の合間に2つまで授業を受けることができます)。来る前から異文化交流にすごく興味があったのですが、ますます深まりました。ルームメイトはスペイン人とドイツ人で、他のTAとも仲良くしていてよく一緒にいるので、文化の違いなど授業で習ったことを肌で感じられ、すごくいい環境にいるとつくづく思います。
「今週はIntercultural education weekでいろいろイベントがあるんですが、金曜にJapaneseクラブでエイサーを踊ることになったんです。先週、急遽練習を始めたんですけど、なんとかさまになってきて本番が楽しみです。
「つらいことや大変なこともありますが、学ぶことのほうが多くて、刺激の多い日々を送っています。興味がある人は質問してくださいね。」


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