2015年5月11日月曜日

海外へ渡航する時は「たびレジ」「在留届」に登録を!

外務省では、2013年にアルジェリアでのテロで邦人被害が出たことを受け、海外に滞在する際の邦人保護対策を強化しています。その一環で、海外旅行や出張などで、1日でも海外に滞在する場合にも、在外公館(日本大使館や領事館)からの連絡が受けられる「たびレジ」を開始しました。

・3ヶ月以上海外に滞在する場合は「在留届」を提出(義務)

・3ヶ月以内の滞在は「たびレジ」に登録(任意)

という区分です。「在留届」は実際に滞在先に到着してからの登録ですが、「たびレジ」は渡航前に登録できます。いずれも、インターネットでの届出・登録が可能です。


詳しくは以下の外務省ウェブサイトをご覧ください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/

海外に滞在する場合は、自分自身で安全管理をすることが求められます。万一のことを考えて様々な危機管理対策をしておきましょう。

旅行日程・連絡先を周囲に伝える
旅程表や連絡先は留守宅にもコピーを残し、旅行先で外出する時は滞在先・宿泊先に行き先を伝えておくこと。万一の時に手がかりになります。

海外旅行傷害保険に加入する
旅の長短に関わらず、必ず出発日の前に加入しておきましょう。ヘルプデスクの問い合わせ先や契約者番号は、複数の場所にメモしておきましょう(留守宅にも)。

旅行先の在外公館(大使館・領事館)の連絡先を把握する
滞在先の国の日本大使館や、一番近い総領事館の連絡先を確認しておきます。

旅行先の安全情報を確認する
外務省「海外安全ホームページ」には、海外各地の治安情勢が掲載されています。渡航先だけでなく、近隣の地域や乗継先などの状況も影響することがありますので、確認をおすすめします。
海外安全ホームページ(外務省) http://www.anzen.mofa.go.jp/
また、安全とされる都市でも、旅行者にとって危険なエリアも存在します。地元の人に確認するなどして慎重に行動しましょう。

夏休みに海外への渡航を計画している人も多いと思いますが、楽しく実りある経験にするために、安全対策を十分に整えておきましょう!

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