2014年8月4日月曜日

Peace Seminar 2014 Day 3

日曜日を挟んで、ピースセミナーは3日目に入りました。
BGSUの学生たちはそれぞれのホームステイ先で楽しく過ごした様子で、朝はお互いの休日報告で盛り上がっていたようです。

本日最初の講義は、「平和のためのヒロシマ通訳者グループ」代表の小倉桂子さんの被爆証言です。
海外の要人や著名人のご案内も多くされている小倉さんは、被爆証言の前にまず今年の式典に参加予定のキャサリン・ケネディ駐日米国大使のお話から始められました。そこから通訳を始められた経緯、そして運命の8月6日のお話へと続きました。学生の皆さんはメモを取りながらお話に聞き入っていました。


小倉先生はちょうど今日がお誕生日とのこと、本当におめでとうございます。これからもお元気で、広島を世界に紹介する活動をリードする存在でいてください!


続いて、本学平和学メジャー主任の篠原收教授。
被爆者によるアメリカでの草の根平和活動について、特に大学での講演や展示会を中心に紹介しました。


午後は神戸大学大学院の嘉指信雄先生による、広島の原爆を扱った文学作品を題材にした講義。原民喜、峠三吉、栗原貞子らを紹介していきます。

後半はマルグリット・デュラス脚本の映画「二十四時間の情事(Hiroshima, Mon Amour)」にも話が及び、熱のこもった講義となりました。



この日は他にも映像作品を鑑賞し、意見交換を行いました。

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広島市内は、夕方から激しい雨となりました。台風から変わった低気圧の影響はまだしばらく残りそうです。
明日も午前中は講義、午後は比治山の放射線影響研究所のオープンハウスに参加します。

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