2011年3月25日金曜日

東日本大震災:留学先での反応 (1)

東日本大震災について、海外留学中の学生から届いた滞在先での反応です。
まずは昨日から今日にかけて届いたアメリカ留学中の学生の報告。

ニュージャージー州の提携校セイント・エリザベス大学(College of Saint Elizabeth)に留学中のTさんから。

沢山の先生や生徒の方々が心配してくれています。

CSEでは、日本への募金活動とともに折り紙で千羽鶴を折る計画があります。今日ちょうどそのイベントがあり、日本人が一団となってCSEの生徒に鶴の折り方を教えました(とっても疲れましたが笑)。その写真がしばらくすると、CSEのホームページに掲載されるかと思います。あと、そのイベントを写真にとってビデオレターにして送ろうという計画も立っています。

もちろんここにいるアメリカ人は、日本人ほど地震に対して反応することはありませんが、とても気にかけてくれています。


追記:イベントの様子が地元紙に掲載されています。
At College of St. Elizabeth, students convey wishes for peace with paper cranes
Daily Record.com

インディアナ州の提携校エヴァンズヴィル大学(University of Evansville)に留学中のMさん。

この度の震災が起きてから1週間は、ニュースも新聞やインターネットの見出しも全て日本についての内容でした。地震が起きた日は春休み中で、旅行でカルフォルニアにいたのですが、津波の影響がこちらまであり警告がでていたと聞いています。

日本での報道がどのようなものだったかは分かりませんが、こちら日本国外からは震災直後に日本人がとった冷静かつ秩序を保った対応に大変感銘をうけ、見習うべきであると報道されていました。世界中の国からこのような報道を受け、見失っていた日本人の良さを再確認でき日本人として生まれ生きていることを誇りに思っています。

こちらの大学から日本の提携校に留学に行って約2週間ばかりの学生が、震災後の原発による被害影響などを受けて帰国したと聞いています。しかしアメリカの大学では後期の中間である今、中間試験も終わってしまっているために履修登録もできず、今学期の単位はゼロとのこと…。彼らが無事に帰国できたことは不幸中の幸いとは思いましたが、やはり気の毒に思いました。


オハイオ州の提携校ボーリング・グリーン州立大学に留学中のIさん。

BGでも、多くの先生方や友達から家族の安否など尋ねられ心配してくれました。私の友達や、私を日本人と知っている人のほとんどの人は心配してくれていました。
地震が起きて直後から当分の間、ほとんどのニュース番組で日本の被害、津波の影響など放送されていました。

BGではJapanese Clubの人たちや河野先生をはじめ主に募金活動をしています。ユニオンという食堂やbookstoreなどある建物内で、今日から数日にかけ机を出し募金をよびかける予定だと聞いています。
そして、今日はキャンパス内で学生何人かが外で募金活動をしているのをみかけました。

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