東日本大震災発生からそろそろ2週間が経とうとしています。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。亡くなられた多くの方々への哀悼の意を表すと共に、ご遺族の皆様に早く心の安寧が訪れますよう、被災地の皆様が早く平穏な生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。
本学にも海外提携校からお見舞いのお手紙をいただきました。広島は地震や津波の直接の影響もなく、別の地震も起きておらず、原発事故による放射能の影響も今のところ出ておりません。平静に日々の生活を営むことができています。
もちろん対岸の火事である訳もなく、県や市による援助活動や疎開してくる住民の受け入れ、県民、市民への援助物資呼びかけが行われています。義援金も集まっていますし、ドメスティックなところでは、スーパーやホームセンターで懐中電灯や単一電池が売り切れたりもしています。
そしてじわじわと経済活動、日常生活に影響が。
中国5県工場、見えぬ本格再開 震災影響(日本経済新聞3/24 5:58)
http://s.nikkei.com/i37xrz
東日本、特に東北地方にある仕入れ先からの部品調達の目処が立たず、マツダをはじめ多くの製造業で影響が出ています。
そしてJRからもこんなお知らせが。
東北地方太平洋沖地震に伴う車両保守部品の不足による列車運行への影響について(JR西日本、3/23)
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175264_799.html
東北地方で製造されている消耗部品の調達ができなくなる可能性があるそうです。調達できない部品の消耗を遅らせるため、通勤通学時間帯以外で減便したり、車両を減らしたりするとのこと。
また海外では原発事故による放射能の影響が非常に懸念されており、いくつかの提携校から派遣学生の渡航延期、研修中止等の連絡が届きました。とても残念ですが、この不安定な状況を考えると、学生を派遣する側の学校としては決断せざるを得ないことかもしれません。
しかし現地で日本への募金活動を始めたり、参加したりしている学生もいるようです。本学から派遣している学生も、心配した周囲の学生に声をかけられるようになったとか。そんな心遣いが嬉しく感じます。
今の状況が長引けば、広島でも更に生活に踏み込んだ影響が出てくるでしょう。特に就活中の学生には不景気以上の困難になるかもしれません。
しかし、西日本はまだ危機的とまで言える状況ではありません。少なくとも歩みを止めることはせず、頑張っていきましょう。
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