2014年8月31日日曜日

【芸術文化フィールドワーク】出発について

8月初旬から続々実施しております本学の海外フィールドワーク、今日は国際教養学科の芸術文化フィールドワークが出発します。約2週間の日程で、現地の大学を訪問したり、国立公文書館や社会科学高等研究院を見学し、農業体験を行います。もちろん美術館や世界遺産も見学します。

日本時間の明日(9月1日)午前、研修先のフランスに到着予定です。
9月1日 引率の永野先生より、無事パリに到着したとの連絡がありました。

充実した研修となりますようお祈りしています!

【英米文化】イギリスフィールドワーク、オックスフォード日帰り旅行

土曜日はオックスフォードへの日帰り旅行。ご存知のように世界でも有数の名門大学「オックスフォード大学」がある大学町です。引率の山内先生からのご報告です。


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今日は、日帰りで大学町で有名なオックスフォードに行きました。コーチ(大型バス)を使って約1時間くらいの距離です。

オックスフォードでは、お世話になっている旅行代理店の人の説明を聞きながら、浩宮様や雅子さまが学ばれたコレッジや、ラドクリフ・カメラ、ボードリアン・ライブラリー、シェルドニアン・シアターなど、有名な建物を見て回りました。

ラドクリフ・カメラ、ボードリアンライブラリー、ためいきの橋


その後、ランチ時間からしばらく自由時間で、それぞれが自分の好きな時間の過ごし方をしました。
14時になって、買い物袋やらアイスクリームやらを手にみんながあちこちから再集合し、全員でクライストチャーチ・コレッジに入りました。『不思議の国のアリス』を書いたルイス・キャロルが数学の教師として所属していたコレッジです。

クライストチャーチコレッジ外観
コレッジの前には、『鏡の国のアリス』の挿絵のモデルになった建物で、今はアリス・ショップと呼ばれる土産屋があります。また、クライストチャーチ・コレッジの食堂は『ハリー・ポッター』の撮影場所でもあります。

ハリーポッターの世界!
中央の赤い看板がアリスショップ
 伝統的で知的な雰囲気のオックスフォードの街並みを楽しんで、再びバスに1時間揺られてチェルトナムに帰ってきました。

明日は2週間ぶりの終日フリーの日です。何人かの学生はホストファミリーにどこかに連れて行ってもらうようです。また、イギリス人のお友達とお出かけの人もいるようです。よい週末を!

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2014年8月30日土曜日

【英米文化】イギリスフィールドワーク、日本文化で交流

イギリスでの語学研修は2週目が終了。
引率の山内先生から、今週のイギリス文化体験をご報告いただきました。先週はアロマセラピーを教わりましたが、今週はプレゼン力が試されるプログラムのようです。


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今日は、イギリス文化体験の一環で、日本語と日本文化を地元の若い人たちに教える会がありました。12歳から大学生までの9名のイギリス人が来てくれました。

HJUの学生は(1)折り紙、(2)日本語と日本文化、(3)習字の3グループに分かれて、それぞれのテーブルで3名のイギリス人を教えました。

こんな感じで3つの島を作って行いました。

折り紙グループ
カエル、紙鉄砲、キツネなんかを折っていましたね。誰が折ったカエルが一番遠くまで飛ぶか競争なんかもしました。 日本文化・日本語のテーブルではお箸の使い方も教えていました。


お箸の正しい持ち方
手ぬぐいを披露。使い方も教えてました。
「イザベル」ちゃんに漢字で名前を書いてもらいました。
日本語を勉強中の大学生の女の子は字が上手ですね。好きなものを聞くと「お好み焼き」だそうです。 
左は難しいのに上手!!

その後、イギリス人の人に教えてもらったゲームをみんなでやりました。途中でお菓子も出してもらって、かなり盛り上がっていたようです。楽しかったですね。


明日はオックスフォードへの日帰り旅行です。体調を整えて元気に参加してほしいと思っています。

2014年8月26日火曜日

【英米文化】イギリスフィールドワーク、三連休日帰りツアー

海外英語研修・イギリスフィールドワークは授業が始まって初めての週末、月曜日が祝日ということで、三連休を利用して小旅行が組まれました。
滞在先のチェルトナムはイギリス南部の観光地にほど近く、少し足を伸ばせば有名な街から穴場まで様々なイギリスらしい風景を堪能できるようです。引率の山内先生からご報告いただきました!




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1日目のバースでは、18世紀に温泉地として栄えた時に上流階級や裕福な人々によって好まれた住宅建築(サーカスとロイヤル・クレッセント)に行き、その後、紀元前1世紀にローマ人によって建てられたと言われるローマン・バスを訪れました。


ロイヤル・クレッセントを見学


ローマン・バス。「テルマエ・ロマエ」ですね!

午後は自由時間でした。バースの街並みは上流階級が集まった保養地・温泉地という点でチェルトナムと似ていますが、やっぱりバースのほうが大規模ですね。かわいいティー・ルームがたくさんありました。特に有名なのは「サリー・ランズ」という1680年からのティー・ルーム&パン屋さんです。


サリー・ランズ

とても混んでいましたが、ここの名物「サリー・ランズ・バース・バン」を無事ゲットできた学生もいたようです。お店の中で食べた人、ホストファミリーのお土産にパンを買って帰った人、色々いたようですね。

2日目は、コッツウォルドと呼ばれる中世の街並みを残す美しい村々を訪れました。訪れたのはStanton, Broadway, Stow, Barton, Bibry の5つの村です。


はちみつ色の家屋が並んでいます

Stantonでは、村の人が洗ったヴィクトリア・プラムを「ご自由にどうぞ」と芝生の上に置いて行ってくれました。また、古い本やCDをチャリティーのために売る無人店なんかもありましたね。


ヴィクトリア・プラム。カゴも可愛い!

Broadway, Stow, Bartonは、ティー・ルーム、アンティーク・ショップ、お菓子屋、お土産屋などもあって、休日のために半分くらいだけ開いていました。クリーム・ティをした学生、地元のアイスクリームを食べた学生、The Cotswold Perfumeryで香水を買った学生、みんなそれぞれの町でそれぞれの楽しみ方をしたようです。


スコーンと紅茶のセットが「クリーム・ティ」です
3日目はあいにくの雨でしたが、まずはバスでストーンヘンジに行き、オーディオガイドを聞きながら周囲を回りました。ストーンヘンジは紀元前3000年から建設されたと言うからすごいですね。ストーンヘンジのお土産屋さんも人気があったようです。


ストーンヘンジ

その後、ソールズベリーに移動してから自由時間になりました。ソールズベリーは英国で最も高い塔を持つ大聖堂があり、そこにマグナ・カルタの第四章が保管されていることでも有名です。他にもたくさんお店があるので、その意味でも楽しめる街でした。

楽しい3日間の連休日帰りツアーも終わり、明日からまた通常授業です。ツアーの疲れが出ないように頑張ってほしいです。

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「バース市街」「ストーンヘンジ」はいずれもユネスコの世界遺産に指定されており、見応えがあったのではないでしょうか。来週末にはオックスフォードへのツアーが予定されているとのこと。これもまた楽しみですね。

2014年8月24日日曜日

【ビジネスデザイン】アメリカビジネス研修(出発情報)

8月初旬から続々実施しております本学の海外フィールドワーク、今日は国際教養学科ビジネスデザインメジャーの「アメリカビジネス研修」グループが出発しました。

日本時間の明日25日早朝、研修先のシカゴに到着予定です。
11日間のプログラムで、日本企業でのインターンシップを中心に、家庭環境に恵まれない子どもたちの施設訪問、現地の大学での交流などを行います。現地からの報告がありましたらまたブログでお知らせします。

2014年8月23日土曜日

【英米文化】イギリスフィールドワーク、アロマセラピー講座

イギリス英語研修のプログラムの1つ、アロマセラピーの授業風景が届きました!フランスと並び、イギリスはアロマセラピーの本場とのこと。引率の山内先生からのご報告です。


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今日は午後からアロマセラピーの専門家のイギリス人に、エッセンシャル・オイルの効用などについて教えてもらいました。気持ちを落ち着けたいとき、元気を出したいとき、頭痛を治したいとき、それぞれ効用のある香りがあるのですね。




説明の後は、マッサージの実演と、実際に自分の好きな香りをつけたハンドクリームを作る作業を行いました。マッサージの実演では、横に座ってる人の背中をマッサージしました(写真右下)。ちょっと奇妙な風景でしたが、とても楽しそうでしたね。


クリームの香りづけをするときは、「冷え性に効くクリームは?」「肩こりに効くクリームは?」と、先生への質問がたくさん出て、先生は引っ張りだこでした。また、ハンドクリームを作っている時に先生がお茶とイギリスで一般的なお菓子である「ベイクウェル・タルト」をご馳走してくれました(写真左下)。


おいしいお茶とお菓子をいただいて、お気に入りの香りがついたハンドクリームをお土産に持って帰ることができて、今日は大満足の一日だったのではないでしょうか。



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今週末は月曜日を含め連休で、日帰り旅行が予定されているそうです。天気が良いといいですね。

2014年8月22日金曜日

【英米文化】イギリスフィールドワーク、授業風景

イギリスフィールドワーク、いよいよ授業が始まりました。 引率の山内先生から、写真と近況報告です。

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火曜日から授業が本格的に始まりました。地元の交通機関を使ってバス通学を始めた人もいます。


今の時期はどうしても日本人が多く、女学院のメンバーで固まって行動することも多いのですが、週に2回のランチタイムにはイギリス人の大学生が会話に加わってくれます。 ホストファミリーが準備してくれたランチボックスにもそろそろ慣れてきた頃でしょうか。

水曜日の午後はフリーだったので、シティー・センターに買い物に行った人が多かったようですが、ホストファミリーと映画に行った人もいました。 
今週末は、土曜日にバース、日曜日にコッツウォルド、バンクホリデーで休日の月曜日にストーンヘンジと、3日間連続の日帰り旅行で大忙しです。体力を使うでしょうから、体調管理はしっかりとしたいですね。

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お昼はホストファミリーが持たせてくれるのですね。写真を拡大してみますと、


こんな感じです。野菜もありますね!

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8月19日夜からの集中豪雨により、広島市内に大きな被害が出ました。 被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

本学では学生、ご家族の安否を現在確認しております。学校に連絡どころじゃない、という状況にある方がおられるかもしれないのですが、情報があれば教学課までお知らせください。
→ 広島女学院大学からのお知らせ

留学や研修で海外に滞在中の学生は、各自留守宅に確認の連絡をしているとのこと。ご家族が被災地域の近くにお住まいで、遠くから不安な思いをしている人もいると思います。どうか皆さんご無事で、明日土曜日まで断続的に雨が強くなることがあるようですので、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

2014年8月20日水曜日

【英米文化】イギリスフィールドワークの滞在地、チェルトナム

イギリスフィールドワーク引率の山内先生から、チェルトナム市内の写真を送っていただきました!

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初日のオリエンテーションの時に、地元の男子大学生にチェルトナムの街中を案内してもらいました。

あいにく途中で雨が降ってきましたが、郵便局はどこにあるか、換金するにはどこの店がレートが良いか、DHLを送りたければどこに行けばよいか、薬を買うのはどの店か、スナックや日常雑貨はどこで買うか、など、生活していく上で貴重な情報をたくさんもらうことができました。

チェルトナムは、18世紀の貴族文化を思わせる優美な建物と、色とりどりの花が咲き乱れる公園とが多く存在する、上品で美しい街です。地元の人たちはみな声をそろえて「この町は安全です」と言います。


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オリエンテーションが終わり、いよいよ授業が始まったそうです。皆さん元気で、無事にイギリスでの生活が進むことを祈っております!

2014年8月19日火曜日

【英米文化】イギリスフィールドワーク、到着!

国際教養学科英米文化メジャーの海外フィールドワークを引率しておられる山内先生から、到着当日の写真を送っていただきましたのでご紹介します!

一行は、日本時間の8月16日深夜にイギリスに到着、イングランド南西部のチェルトナムにキャンパスがある「グロースターシャー大学」の語学センターで3週間に渡り英語を学びます。その後はシェイクスピアの生誕地として有名なストラトフォード・アポン・エイヴォンやロンドンにも滞在します。


写真はチェルトナム到着後、ホストファミリーとの面会式の様子、右下はヒースロー空港でバスを待つ学生たちだそうです。ホストファミリーの方、優しそう(´∀`*)

チェルトナムは、日本でも人気の保養地コッツウォルズ地方の中心都市で、周囲には童話に出てきそうな小さな町や村が点在しています。滞在中、週末を利用してバースやオックスフォードへの小旅行も予定されているとのこと。楽しみですね!

2014年8月18日月曜日

【GSE】カンボジアフィールドワーク-帰国情報-

GSEフィールドワークグループは、先ほど10時30分に福岡空港へ到着した模様です。
取り急ぎ速報でした!(国際交流課)

12時更新: 引率のコートニー先生から到着の連絡がありました。もうすぐ広島に到着です。

Dear All,

Our group has landed at Fukuoka and we will be getting on the Shinkansen bound for Hiroshima soon! Everyone is well and also happy to be back!

Arigato Gozaimasu,
Courtney 

2014年8月17日日曜日

【英米文化】イギリスフィールドワーク

【出発情報】

英米文化イギリスフィールドワークは8月16日出発です。


8月16日08:56 引率の先生より搭乗前のメールがありました。

全員無事そろい、定刻通りの飛行とのことです。


12:23 乗り継ぎの仁川空港よりメールがありました。


8月17日02:23 引率の山内先生よりイギリス到着の連絡がありました。

順調とのことです!



みんな元気で、充実した研修となるようお祈りしています!

2014年8月9日土曜日

【GSE】カンボジアフィールドワーク

【帰国情報】
GSEメジャーのカンボジアフィールドワークは8月18日に帰国します。
8/17 引率教員から、カンボジア出発前の連絡がありました。
       無事福岡空港に到着しました。お疲れ様でした!

 Dear All,

Our group has landed at Fukuoka and we will be getting on the Shinkansen bound for Hiroshima soon! Everyone is well and also happy to be back!

Arigato Gozaimasu,
Courtney 

Hello all! We will be heading to our last dinner in Cambodia before catching our flight back to Japan in a few hours from now.

I will send a new message once we land to Fukuoka!

Arigato Gozaimasu,
Courtney


【出発情報】
GSEカンボジアフィールドワークは本日出発です。
台風が心配されましたが、予定通り出発できそうです。

8月9日16:20 引率の先生より搭乗前のメールがありました。
サイトによると、福岡空港を出発した模様です。
追って引率の先生より連絡があります。

経由地の韓国で引率のコートニー先生から、全員元気に次のフライトに搭乗しますとご連絡いただきました。
韓国からカンボジアのプノンペンへ向かいます。

Hello! Courtney here- just wanted to confirm that all is well and we are boarded for the flight that will take up to Phnom Penh. Everyone is in good spirits!

Thanks,
Courtney

8月10日01:00 サイトによると、飛行機は予定通りプノンペンに到着しています。
引率のコートニー先生から無事到着の連絡もありました!
Dear All,

Just an update to inform you that all is well and we are now checked into our accommodation. Our fieldwork hosts greeted us at the airport and we traveled together.

I will be sure to send another check in tomorrow evening as well.

Arigato Gozaimasu,
Courtney

みんな元気で、充実した研修となるようお祈りしています!

2014年8月8日金曜日

Peace Seminar Day 5 | Memorial Day

69回目の原爆の日は、夜明け前から激しい雨となりました。
ピースセミナーが始まってから、一度も雨だったことはないなと思っていたら、何と1971年以来43年ぶりとのこと。雨の中、被爆者の方、遺族の方が早朝から慰霊碑を訪れておられました。セミナー参加者も、式典前の早朝に集合。慰霊碑に参拝し、かつてこの土地にあった町の姿に思いを馳せ、原爆で亡くなった方々を追悼しました。

式典終了後、中区幟町の広島女学院中学高校へ移動し、広島女学院平和祈念式に参列。
こちらも雨の影響で、慰霊碑前から急遽ゲーンスホールへ場所を移して開催されました。大雨警報発令で中学・高校生が登校できず、プログラムの変更もありましたが、同窓会や職員の皆さんの対応で急な変更にも関わらずスムーズに進行されました。



式典終了後、食堂に会場を移し、同窓会幹事による被爆六十周年証言集の朗読がありました。海外からの参加者のために、英訳プリントを用意してくださっており、日本語の朗読にも真剣に聞き入っていました。また元学長の西垣二一先生から、オレゴン州のコーラスグループ「ローグ・バレー・コーラス」のマーストンご一家の紹介がありました。音楽家のお父様が2006年に広島を訪問された際、「アメリカは原爆投下を正当化することばかりだが、まず謝罪すべきだ」と考え作られた曲だそうです。お父様のデイヴさんはその後急逝され、その遺志を継いで、今回はお母様と2人の娘さんが美しいハーモニーを披露されました。


昼食後は、ボーリング・グリーン州立大学のクリスティナ・ガンター先生による講義を高校校舎で行いました。先生はドイツのご出身で、ナチスのユダヤ人迫害からユダヤ人の子供たちをイギリスへ避難させる運動「キンダートランスポート」を題材に、戦争中の悲惨な出来事がどのように世代を超えて影響するか、平和のために記憶することについて講義されました。


キンダートランスポートについては初めて知ることがたくさんあり、非常に興味深い内容でした。また、ピースセミナーで一貫して取り組んでいる「記憶の継承」への提案もあり、明日のディスカッションにつながる講義でした。

その後、学生たちは先生方と広島城へ。原爆の日に合わせて公開されている軍施設跡を見学されたそうです。いろいろな場所で原爆に関する展示会やイベントが開かれており、それぞれフィールドワークを行いました。

そして夕方、再集合して「とうろう流し」に参加。雨の影響で水は濁っているものの、元安川はいつものようにゆっくり流れています。


灯籠にそれぞれメッセージを書き入れ、祈りをこめて川に流しました。




明日はセミナー最終日、成果発表です!


Peace Seminar 2014 Day 4

セミナー後半はブログ更新が滞ってしまいました。毎日更新を目指したのですが難しい…。
4日目の8月5日から再開です!

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原爆の日前日のプログラムは、午前中に広島平和研究所の先生方に講義をお願いしました。

平和研究所副所長の水本和実先生による講義は、「広島と平和:核兵器の危険性」。東アジアにおける第二次世界大戦の展開から、戦後の広島を中心とした平和への歩みについて、核兵器の非人道性というテーマを据えて解りやすく解説していただきました。


続いてロバート・ジェイコブス先生による講義は核兵器開発の歴史と、広島・長崎での原爆投下への流れを。


質疑応答も活発で休憩時間がなくなるほどでした。

午後は比治山にある放射線影響研究所のオープンハウスに参加し、その後、雨の中を平和記念公園内の供養塔で毎年行われる原爆逮夜法要へ。

この日、BGSUの学生はキャンパス内のゲストハウスに宿泊しました。明日は原爆の日です。


2014年8月4日月曜日

Peace Seminar 2014 Day 3

日曜日を挟んで、ピースセミナーは3日目に入りました。
BGSUの学生たちはそれぞれのホームステイ先で楽しく過ごした様子で、朝はお互いの休日報告で盛り上がっていたようです。

本日最初の講義は、「平和のためのヒロシマ通訳者グループ」代表の小倉桂子さんの被爆証言です。
海外の要人や著名人のご案内も多くされている小倉さんは、被爆証言の前にまず今年の式典に参加予定のキャサリン・ケネディ駐日米国大使のお話から始められました。そこから通訳を始められた経緯、そして運命の8月6日のお話へと続きました。学生の皆さんはメモを取りながらお話に聞き入っていました。


小倉先生はちょうど今日がお誕生日とのこと、本当におめでとうございます。これからもお元気で、広島を世界に紹介する活動をリードする存在でいてください!


続いて、本学平和学メジャー主任の篠原收教授。
被爆者によるアメリカでの草の根平和活動について、特に大学での講演や展示会を中心に紹介しました。


午後は神戸大学大学院の嘉指信雄先生による、広島の原爆を扱った文学作品を題材にした講義。原民喜、峠三吉、栗原貞子らを紹介していきます。

後半はマルグリット・デュラス脚本の映画「二十四時間の情事(Hiroshima, Mon Amour)」にも話が及び、熱のこもった講義となりました。



この日は他にも映像作品を鑑賞し、意見交換を行いました。

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広島市内は、夕方から激しい雨となりました。台風から変わった低気圧の影響はまだしばらく残りそうです。
明日も午前中は講義、午後は比治山の放射線影響研究所のオープンハウスに参加します。

2014年8月2日土曜日

Peace Seminar 2014 Day 2

ピースセミナー二日目、早朝まで降っていた雨は、どうにか上がってくれました。
今日は午前の学習を踏まえて、午後から平和公園でのプログラムを行います。

ロナルド・クライン先生は昨日のアイスブレイキングに引き続く登場です。「平和都市」広島とは何か、いろいろな角度から提示してくださいました。



続いて、映像作家の田邊雅章さんが制作されたドキュメンタリー映画「爆心地」を上映。原爆直下で壊滅し、消滅した原爆ドーム周辺の町を3Dグラフィックで再現した2006年の作品です。



本日の昼食は、管理栄養学科の学生によるお好み焼の調理実演と英語での栄養講義です。
今年3月にハワイでの海外研修に参加した管理栄養学科2年生のラブコール(?)により実現しました。用意されたのは関西風と広島風の二種類のお好み焼に、お吸い物、デザートつき!皆さんお口に合ったようで、箸がすすむことすすむこと。


調理実演は、より難易度の高い広島風お好み焼。ひっくり返しに失敗?と思いきや、見事なリカバリーでした!ホットプレートでも上手にできるものですねー。


アメリカで作ってみたい、とおっしゃる先生に、材料や調理法、トッピングの種類の説明も。




学生同士、積極的に交流を深めました。


午後は平和記念資料館、平和記念公園の碑めぐりです。
(後日更新します)

2014年8月1日金曜日

Peace Seminar 2014 "Hiroshima and Beyond"

アメリカ・オハイオ州の提携大学「ボーリング・グリーン州立大学(Bowling Green State University)から学生と教員をお迎えして、2年に1度開催している Peace Seminar2014が本日8月1日から始まりました!

初日は午前中がオリエンテーション。
まずは湊学長から、歓迎のご挨拶。


湊学長の広島にかける想いをひしひしと感じました。

続いて、クライン先生によるアイスブレイキングです。
動きや声を使ってお互いの名前や特徴を覚えます。この時間で一気にしっかり覚えられるんですよね。



学生によるキャンパスツアーの後は、ウェルカムランチ。HJUが誇る管理栄養学科の学生が考案した人気メニュー、ベジフルランチをご賞味いただきました。黒瀬理事長のご挨拶。



午後のプログラムは日本語と日本文化紹介です。

宮永愛子先生の日本語講座。ホームステイで使えるフレーズとともに日本の習慣を学びます。



三好久美子先生による浴衣の着付けと盆踊り。
先生に10人分の浴衣を着付けていただきました。全員大喜び!

先生による舞踊の披露は皆さん食い入るように見つめていました!


全員で盆踊り!



夕方から強い雨が降り始めましたが、初日は皆さん楽しんでいただけたようです。
BGSUの学生の皆さんは、本学の学生や大学のご近所のお宅でホームステイをしています。ホストファミリーのご協力、とても心強いです!セミナー終了まで、どうぞよろしくお願いします。


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このセミナーは2006年から始まり、今年で5回目になります。広島の69回目の夏に、様々な経験をしてアメリカに持ち帰ってもらえたらと願っています。

明日からいよいよ講義と市内でのフィールドワークが始まります!
雨が止みますように!